2009年04月05日

ぼくのプレミアライフ(映画)



ややネタバレしています。





サッカー映画再び。熱狂的なアーセナルサポーターの半生と日常を描いたラブコメです。有名な原作を作者自ら脚色。
コリン・ファースはサカヲタに、というかそもそもスポーツ好きにはあまり見えないけど(それって・・・)、面倒見のいい兄貴系の先生役としてはぴったりでした。
アーセナルに傾倒していく少年時代とヒロインと仲良くなっていく過程が交互に描かれる前半は面白かったのだけど、終盤少しダレたのと、主役二人の心情がわかりにくかったのが残念でした。
ポールが「変わった」のがナレーションで語られるだけじゃダメだよ・・・。直前まで友達といつもどおり試合観て盛り上がってたじゃん・・・・。

サッカー映画としては、プレミアリーグで特定のごひいきクラブがある人以外はそこそこ楽しめるんじゃないでしょうか。正確にはサッカー映画じゃなくて、サカヲタ恋愛事情というジャンルだけど。そんなのあるんかい。
実際の試合の映像が使われていたり(映画としてはちょっとしつこくてダレた)、往年の立ち見席での観戦の様子がうかがえたり、試合当日のスタジアム周辺の様子など、行った気分で楽しめるという意味では良い映画でした。

原作は作者の半生とアーセナルを絡めたエッセイなので映画とは違いますが、面白いのでオススメです。

posted by alek at 18:33| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー(映画、本) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月16日

フットボールファクトリー



開幕前にサッカー映画でも、というわけで借りてきました。ということから分かるように、観たのはずいぶん前です・・・。
2004年、ロンドン。チェルシーのフーリガンが30歳を前にして人生について考えてみようかな、というような話。

つまらないとは言えないけど面白いとも言い難い映画でした。フーリガン版「トレインスポッティング」がやりたかったんだろうけど、すべっちゃってる感が。群像劇でもあるのだけど、祖父のストーリーだけ浮いて見えたし。軽薄な若者の話で押し通せば良かったのに、生真面目なストーリーを入れたせいでどっちつかずになってしまってました。
おかげでラストで主人公にムカついてしまいましたよ。あれギャグのつもりなんだろうけど、ちっとも面白くなかったよ・・・。

なお、ジャンルとしてはサッカー映画ではなく、英国労働者階級ものです。
サッカー好きとしては、イングランドのフーリガンという特殊な人たちに興味がある特殊な人たち以外にはオススメしません。試合の場面は出てこなくは無いですけど、無いも同然だし。
posted by alek at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー(映画、本) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月25日

オフサイド・ガールズ



あらすじ:
イランでは男性のスポーツを女性が観戦するのは法律で禁じられている(その逆も然り)。でもサッカーは男女問わず大人気。
ワールドカップドイツ大会予選、イラン対バーレーンが行われているスタジアムへ、男装してもぐりこもうとする女の子たちがいた・・・・


心温まるいい映画でした。サッカー好きの人にも、そうでない人にもおすすめ。フェミニズムくさくないのも良いです。
「なぜ女性がサッカー(というか、男性のスポーツ)を見てはいけないのか」という問題提起が主ではあるのだけど、どちらかの姓別に偏っていない、バランスのよい描き方をしています。というわけで、元気いっぱいな女の子達よりも、田舎出身の兵士に感情移入してしまいました。中間管理職って大変よね(そっちかい)。
サカ好きとしては、映画の裏側でワールドカップ最終予選がリアルタイムで行われているというだけでも見ごたえがあります(しかもアジア予選)。どうやって撮影したんだろう。
試合自体はほとんど映らないのですが、スタジアムと街の熱狂は本物なわけです。そういう意味では、この映画はちょっとずるい。
ただ、試合の結果いかんでは内容が変わっていたかと思うと、本当に奇跡のような宝物のような映画なわけで、それだけで胸が熱くなるものがあります。

しかし、マハダビキア人気無いのな。かもめ眉毛がダメなのか。
posted by alek at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー(映画、本) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月29日

ジダン 神が愛した男



すごいタイトル。
2005年4月23日に行われたレアル・マドリード対ビジャレアルの試合で、ただひたすらジダンのみを追った映像。
ジダンが審判に文句言ったりウィンクしてみたり、なにかもぐもぐ独り言を言ったりチームメートと笑いあったり、軽やかなドリブルで相手陣営に切り込んだり、素晴らしいパスを通したりするのをひたすら眺めることになります。

主題はあくまでもジダンなので、試合展開は二の次。観てればどっちが何点差で勝ってるくらいは分かりますが、詳細はよくわかりません。したがってジダンの所にボールが来ないと退屈。
R・マドリードまたはジダンまたはモグワイ(音楽担当)のファンじゃないと、キツいのではないでしょうか。何度か気失いそうになりました。映像も確かにきれいだけどそんなにすごいとは思わなかったし。

少々退屈ではあったものの、どうせならジダンの全盛期にこの映画が作られればよかったのに、と思わずにいられません。一人の卓越した選手をひたすら記録する、という試みはサッカーという視点からも面白いのじゃないかと。実際、試合が悲しい展開になると好きな選手だけ見てること多いし(・・・・)。

ラストは潔くて好きです。何事もいつかは終わりが来るという。
フランスではW杯前に封切られたといのが、今となってはなんとも皮肉な話です。
posted by alek at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー(映画、本) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月07日

フチボウ



久々のサッカー読書です。ブラジル(と)サッカーの本。
南米方面にはあまり興味が無いんですが、これは読みたかったんです。なんでって、そりゃ、(本書に倣うならば)いかにも”ブラズィーーーーウ”な装丁に惹かれたからです。
なんだかいい感じに力の抜けたこれらのサッカー選手の絵は、実はブラジル代表にとってとても大事な物なのでした。それは読んでのお楽しみ。

ブラジルに赴任したイギリス人記者が、ブラジルだけでなく、世界を股にかけて取材して書いたブラジルサッカー―つまり、フチボウ―とブラジルという国との関係性、それが及ぼす文化についての本です。
フェロー諸島のリーグのブラジル人選手からボタンのフチボウ(要するにおはじき式サッカー)、世界一有名な代表ユニ誕生秘話、ブラジル人選手がよく着てる「神様ありがとう」Tシャツの謎、そしてブラジルサッカー協会の腐敗のことまで、ありとあらゆることが取材されています。
フランサがアマゾンで行われている美女コンテスト付サッカー大会出身だった、というのが驚き(あのフランサのことだよね?)。個人的には、ガリンシャとペレのエピソードが興味深かったです。民衆に愛されたのは神様ではなく、天使なのでした。

かなり分厚い本ですが、おすすめです。
日本語版は「美しきブラジルの蹴球」という副題がついてるけど、原書の"The Brazilian Way of Life"の方がしっくりくる内容です。
posted by alek at 21:43| Comment(2) | TrackBack(0) | サッカー(映画、本) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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