2010年10月31日

ビューティフルボーイ

東京国際映画祭で観てきました。

結論を提示せず、ありのままを見せることによって視聴者に問題提起するタイプの映画って、すっと心に入ってくるものと全く響かないものがあって、それは観てる方(=自分)のその時の気分におおいに左右されたりもするので一概に響かないから出来が悪いとは言えないのだけど、残念ながらこれは後者の方でした。劇場では泣いている人もいたし、ちらっとググって見た限りではおおむね好評なので、またも自分にがっかりパターンの模様。あーあ。
特別に美化もせず、大げさにでもなく、ただ淡々と、どこにでもいる人たちに突然降りかかる、答えのない悲劇を静かに描写していて、無駄もないし、出来の良い作品。ただ、ドアの隙間から撮った映像だとか、手持ちカメラ風ドキュメンタリー風の映像だとか、ちょっとあざとく感じてしまいました。
主人公一家の家庭環境が自分と似すぎていて、いたたまれない気持ちに。母親に感情移入できず、息子やトリッシュ(弟嫁)にシンクロしちゃったものだから、話に入っていけなかったのですね。ラストもある種の救いのつもりなんだろうけど、この先一生この人たち不幸なんだろうなあという気持ちが先に立ってしまいました。自分たちが望んでいない道を選択せざるを得ない、というのを映画でまで提示されるのは、今は見たくなかったということなのかな。
やっぱ今の気分に合わなかったということか。いい映画なのに。
posted by alek at 15:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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