2011年01月09日

『拷問者の影』『調停者の鉤爪』(新しい太陽の書)

ジーン・ウルフ「新しい太陽の書」1,2巻です。長らく部屋に積んでありましたが、年末にまとめ読み。主人公がやたらもてまくりなところも含めて王道ヒロイックファンタジーでありつつも、滅びゆくどこかの惑星を舞台にしているSFでもあり、そこかしこにほのめかしや伏線が散りばめられていて、ぼんやり読んでいてしばしば迷子になってしまいました。間違いなく要再読な本。最終巻までたどり着いたあと、3回くらい読まないと理解できなさそう。
1,2巻は主人公セヴェリアンの少年時代と旅立ち、恋人との出会い、その他諸々。「その他」ってなんだよ!と自分でも思うけど、抽象的な出来事や挿話が多すぎて、今後どんな形で絡んでくるか見当がつかないのです。恐らくストーリーそのものは王道だろうから、セヴェリアンが惑星を救う救世主になるのでしょうけど。本格的な幻想譚が読みたい人にはオススメ。





posted by alek at 21:23| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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