2010年12月28日

エステルハージ博士の事件簿

「事件簿」と銘打っていますが事件は解決したりしなかったりします。冒険譚や推理小説ではなく、事件を背景に落日間際の架空の東欧の小国をエステルハージ博士と共にさ迷い歩く、というようなお話。しばしば作中で脱線して語られる大量の蘊蓄もあいまって、煙に巻かれたような、きつねにつままれたようなふわふわした気分のまま読んでいて、途中さっぱりわけがわからないんだけど、最後まで読むと存在しない滅びゆく国の運命に想いを馳せて切なくなってしまうという。デイヴィッドスンの弱者への目線の温かさのせいでしょうか。
なお、短編集ではなく連作なので、巻末解説の通り最初から順番に読まないと味わいが分からない仕組みになっています。


posted by alek at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

テオ・ヤンセン展

日本未来科学館で開催中のテオ・ヤンセン展に行ってきました。ビーチアニマル、一度生で見たかったのです。
「ビーチアニマル」はプラスチックチューブ製の恐竜の骨みたいな巨大オブジェ。それを生命体とみなし、改良を進化のプロセスとして生命を俯瞰する、というのがヤンセンさんのテーマなんだと思います、たぶん。最初はPCの中のプログラムだったのが、現在は風力によってある程度は自力歩行できるようになっているそうです。

のっそり

アクションエリアでビーチアニマルが動くのを見学。

俊足ビーチアニマル

写真の手前が頭なんですけど、動きは横向きに蟹歩きならぬ蟹走りで、あまりの俊足ぶりに見学者一同後ずさり(笑)。あれは予想できないよ〜。
巨大なプラスチック製のスケルトン恐竜もどきが横走りで迫ってくるのは結構な迫力でした。
動いてるところを見ると「生命体である」という主張に説得力が増すので、見学お勧めです。単純に工作物としてもバランスが素晴らしいし。

帰りにちょっと駅前を散歩。
船の科学館近くで。なぜか猫がいたので構いたかったけど逃げられちゃったので、対岸の写真など。

対岸はどこだっけ・・・
posted by alek at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術館、博物館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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